田辺国武の歩み 奇跡の出会いから・・・
第二次世界大戦終戦の頃、四国山脈の瀬戸内海側、愛媛県宇摩郡新宮村の山村で6人兄姉の末っ子として生まれた。四方山に囲まれ晴れた夜には満天の星空が拡がり・・・。海抜450メートルの電気、道路もないランプ生活。小・中学校は、登校40分、下校2時間。登山通学で永久版?の体力を蓄えた後、東京オリンピックの1964年春、宇野発夜行列車「瀬戸号」の床に敷いた新聞紙の上で18時間揺られて上京・・・。約一ヶ月後、大学一年時の講座での、劇作家・上山雅輔氏(童謡詩人・金子みすゞの実弟)との出会いから〝演劇〟という苦難?人生が始まり、半世紀以上続くことに・・・。新宮村は、ノーベル賞受賞の真鍋先生の出身地でもある。
生家は海抜450メートルの山の中
四方山に囲まれた生家は、道路、電気、水道なし。平家の落人と合流したのか、火縄銃、薙刀、鎧兜、弓矢、日本刀が遺されていて、幼少の頃の玩具となった。日本刀は、小学校の学芸会で小道具として使用しようとしたら、校長が慌てて何処かへ隠してしまったまま・・・・?!
学校のある風景 ーお山の小・中学校ー
登校40分、下校2時間の登山通学の小・中学校は、同級生8名だった・・・中学3年から、町の中学へ転校。 思い出の母校は昭和40年代に廃校となったが、朽ち果てた校舎が現存している・・・哀しい・・・
高校時代 ー愛媛県立三島高等学校ー
すぐ上の兄宅に下宿・・・5分で登校できた・・・勉強した思い出はなく、放送部で深夜にVOA放送を受信録音したり、映画解説番組放送など、楽しい高校生活だった・・・。生徒会では、監査委員長に選ばれた・・・また、組長を務めた3年の運動会での優勝も忘れることが出来ない・・・。好きな人が現れて、ラブレターを書いたのも・・・この頃かも知れない・・・・?
大学時代 編集中!
ノーベル賞受賞!
おめでとうございます!
真鍋 淑郎先生(Syukuro Manabe、1931年9月21日 - )2021年、「気候の物理的モデリング、気候変動の定量化、地球温暖化の確実な予測」に関する業績でノーベル物理学賞を受賞。
昭和50年代後半まで鉱山があったこともあり、4000人以上が住んでいたが、現在では1000人に満たない町です。
そんな小さな村の同郷(愛媛県宇摩郡新宮村)、同窓(愛媛県立三島高校)の大先輩・真鍋淑郎さんが、ノーベル物理学賞を受賞されました。
劇団若草へ 金子みすゞの童謡との出会い・・・
大学卒業後、上山氏が設立した「劇団若草」へ演出部員として入社。三か月の試用期間終える際の社長面接において“何をやりたいの?”との質問に、“演出です”と適当に答えたのが間違い?の元となった・・・、が、童謡詩人・金子みすゞさんの実弟正祐さん、みすゞさんの愛娘・ふさえさんと出会ったり・・・この頃が、我が人生の奇跡の出会いの始まりだった・・・・。
五年後から、取締役を務めながら、演出、俳優養成、マネージメントなどに携わること37年余りで、劇団若草を退職・・・。仲間たちと演劇集団 座・東京みかんを立ち上げた・・・丸山ひでみさんとの奇跡の再会も・・・必然とも言える出会い再会が次々と続く事となった・・・。
劇団若草時代に出会った、斉藤こず恵、杉田かおる、坂上忍、山本耕二、豊原功輔、吉岡秀隆、岩崎ひろみ、高橋一生、原田優一、丸山ひでみ、音無美紀子、桃井かおり、水沢アキ など、枚挙にいとまがないほどが、俳優を職業として現在も活躍中なのは、嬉しい限り・・・。
ふるさと新宮村での公演
“ふるさと”新宮村では、2001年の新宮小学校全校生徒53名と11名の教師による発表会「金子みすゞの世界~みんな違って、みんないい~」が、初めの一歩となった。
四国中央市ふるさとアドバイザーに任命されて、2012年「四国中央市・みすゞ塾」を開講、以降10年間で約100人の子ども達が巣立った。コロナ禍を何とか生き延びたが、演劇という苦難?の道は延々と続いている。
全生徒53名と11名の先生で作った!
新宮小学校「金子みすゞの世界~みんなちがって、みんないい~」
演出家としての仕事 編集中
演出家としての作品は、金子みすゞシリーズ 50作品以上、井上ひさしシリーズ15作品など、延べ300本以上になるが、“心に沁みる芝居創り"は未だ暗中模索が続いている。
劇団若草を退団した2007年9月、金子みすゞの遺した童謡を繋ぎ、“心に沁みる芝居創り”を通して、“子どもたちの心が育つ環境作り”に寄与することを目的として「演劇集団 座・東京みかん」を創立して、東京都、杉並区(高円寺、浜田山)、新宿、四谷、中野、中央区、地方では、富山、松山、山口県長門市、四国中央市で公演を重ねる。
童謡詩人 金子みすゞ 編集中
金子みすゞさん長女ふさえさんと(長門市にて)編集中
お盆にお帰りになった丸山ひでみさん、お見送りしました!
お帰りなっていた丸山ひでみさん、見えた人、感じた人、いろいろな事が起こったようです・・・・!?
2008年3月 劇団若草を離れていた丸山ひでみと、若草を辞めて新しい集団を立ち上げた田辺国武は、共通の恩師である童謡詩人・金子みすゞの実弟・上山雅輔氏の“想い”に導かれるように、20数年ぶりに運命的(?)な再会を果たした。
第五回杉並演劇祭参加・演劇集団 座・東京みかん旗揚げ公演「金子みすゞの世界~みすゞさん遊ぼうよ~」(杉並区立浜田山会館)である。
以降、東京都杉並区を拠点として、新宿区、中野区、港区、長門市、四国中央市、富山市、奈良市など、丸山ひでみが金子みすゞを演じ、田辺が演出した「金子みすゞの世界シリーズ」は、17年間で50本を越えている・・・。まるで“限りある時間”が分かっていたかのように、丸山ひでみは、見事な金子みすゞを演じ続けた・・・・?!
平凡な幸せを求めながらも、自らの手で短い人生の幕を下ろさなければならなかった計り知れない苦悩や、過酷な現実の反転として、ぎりぎりの想いを込めた言葉のひとつひとつを優しく、温かく、劇しく演じる、女優丸山ひでみの“言葉”が心を揺さぶり、95年も前に亡くなった金子みすゞが舞い戻って来たかと思わせる程の迫真の演技・・・、鳥肌がたったのは一度や二度ではない・・・?!
ダメ出しを必要としない「丸山みすゞ」・・・、心からの感謝を伝えたいが、昨年末あたりから、その姿が見えなくなってしまった・・・!? 66歳の誕生日公演(金子みすゞの世界)、「楽屋」(清水邦夫)をやりのこしたまま・・・・!?
2025年 8月15日(金) 19:00
16日(土) 13:00 16:00 (開演30分前開場)
入場料:2000円
場所:新宿 無何有
前売り開始 6月27日 閉幕しました
予約 ➡ こちらから➡ ➡ ➡ ⦿
協力:・日本映画俳優協会 ・キャナリ―プロダクション ・無何有 ・劇舎たなべ組・日野市金子みすゞ研究会
第一部 ファンタジー「金子みすゞの世界 ~こだまでしょうか~」
出演 船越雅史 寺井宏明 井場景子 南川順二
工藤万里江 金子奈保美 松田美保子 小林あい 藤巻胡桃 藤巻有紗 他
第二部 「丸山ひでみ名場面集」~金子みすゞの世界~この街で~夢見町 心の花を咲かすまで~ひばりのこどもたち~風船を作った日々~
出演 丸山ひでみ(映像)
第三部 「思い出を語る~ひでみさん ありがとう~」
出演 船越雅史 戒田節子(15日) サスケ カツ大垣勝正(15日)寺井宏明 井場景子 南川順二 他
追悼公演ご来場の方に、思い出を大切にしていただくために、丸山さんが歌う「燕の手帳」「キネマの街」などが収録されたCD「座・東京みかん金子みすゞを歌う」(¥2000)を謹呈します。ご希望の方はチケット予約時にお申し出ください。(一人一枚)観劇当日にお渡しします。なお、無くなり次第終了します。(作曲家・西村直記氏提供)